高校生模擬裁判選手権 審査員
8月1日,高校生模擬裁判選手権四国大会が開催されました。 四国4県から代表校が,教材に基づいて,検察側・弁護側の各立場にたって主張・立証活動を行い,審査員が各校の立論及び立証の内容を評価して採点して勝敗を決します。
各校とも,しっかりと練習しているようで,本職顔負けの素晴らしい活動が行われていました。
まだ,刑事訴訟法などの具体的な法律を詳しく勉強していないはずなのに,「異議あり!」と厳しく異議を述べたり,相手を追い込むような適切は反対尋問をしたり,図面などを使ってわかりやすく尋問したり,説得力のある主張を裁判員に語りかけるようにわかりやすい弁論を行ったりと,とても素晴らしかったです。
私は審査員として法廷の裁判官席から生徒たちの活動を見ていましたが,こんな素晴らしい生徒たちに点数や順位をつけるのは辛い作業でした。
この生徒たちから,将来すばらしい弁護士,裁判官,検察官が誕生してくれればいいですね。